人間関係に疲れた人、自分に自信がない人におすすめの本。「嫌われる勇気」を紹介します!

こんにちは。会社員ミニマリストのカボチャです。

今回は、「嫌われる勇気」を読んだのでレビューします。

アルフレッド・アドラーという心理学者の思想「アドラー心理学」について、青年と哲人の対話形式で紹介している本です。

とても有名な本なので、読んだことのある方も多いと思います。

人間関係に疲れた人、自分に自信がない人、はぜひ読んで欲しい本です!

この本はこんな人におすすめ

この本は、こんな人にオススメです。

  • 人間関係に疲れた人
  • 自分に自信がない人
  • いまの自分を変えたい人

この本の内容を雑にまとめると

細かい内容について説明する前に、この本の内容を雑にまとめてみました!


アドラー心理学の目的論という考え方を持てば、いまの自分を変えることができるよ。

なぜなら、今の生き方は、過去や今までに起こったことが原因ではなく、自分が目的を持って今の生き方を選択しているから。

だから、生き方を自分で変えることもできるし、変えないままでいることもできる。


すべての悩みは対人関係の悩みなんだ!

だから、他人と自分の考え方が違うことを理解することで、人間関係の問題はなくなる。

だけど、他人を変えることは出来ない。変えられるのは自分だけ。

そのためには、承認欲求を捨てること。

そうすることで、他人の期待に応える不自由な生き方から脱却できるよ!


要約すると、人生の問題や意味を他者に求めるのではなく、自分で選択していくこと。

それにより、人間関係から自由になることができ、自分の人生を生きることができる、と言うことです。

今までの考え方や執着していたものが、頭からすっと抜け落ちて、すっと肩の力が抜ける、そんな本です。

アドラー心理学の目的論という考え方

ここから、詳細な内容を紹介していきます。

この本では、アドラー心理学の目的論という考え方が紹介されてます。

この目的論、ほんとうに面白い考え方なんです。

どういう考え方かというと、「今の生き方は、過去や今までに起こったことが原因ではなく、自分が目的を持って、今の生き方を選択している」という考え方です。

例えば、「自分は性格が大人しいので、人にあまり言えずに我慢してしまう」と思っている人がいたとします。

それは、その人の性格が原因でそうなってしまったのではなく、その人自身が、その生き方を自分で選択している。

という風に、アドラー心理学では考えます。

本の一文を引用します。

これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない。

嫌われる勇気

自分の不幸は、あなた自身が選んだもの

自分の不幸は、あなた自身が選んだもの、と説明されています。

どういうことでしょうか。

自分のことを不幸と思っている人がいたとします。

その人は常に「もし自分が、別の人の人生を歩んでいたら」と、思っているかもしれません。

それに対し、アドラー心理学は、「必要なのは、交換ではなく、更新。」と回答しています。

なぜなら、自分の不幸は、あなた自身が選んだもの、という考え方だからです。

ここで大切なのは、「何が与えられているか」ではなく、「与えられたものをどう使うか」、という考え方に変えること。

そして、今のライフスタイルを選んだのは自分自身で、それは、自分自身が変えることができる。ということです。

ここが重要なポイントです。

いま、「自分自身が変わることができない」と思っている人は、「変わらない、という決断をしている」ということになります。

なぜなら、変わることは、「否定されたり」「失敗することへの恐れ」があり、そして、「変わらない方が楽で安心」だからです。

少し耳が痛い内容ですが、もっと深掘りしていきますね。

すべての悩みは、対人関係の悩み

本書の中で、「すべての悩みは、対人関係の悩み」と言い切っています。

そして、「あなたひとりしか存在しないのであれば、内面の悩みは存在しない。必ず他者の影響がある」とも述べています。

つまり、社会で生きていく以上は、必ずそこに他者がいて、他者がいるからこそ悩みが生じてしまう、ということです。

確かに、自分一人しかいない無人島で暮らしていたら、一般の人が抱えているほとんどの悩みは無くなりますよね。

怒りも嫉妬も見栄も失望も、すべて自分以外の他者がいるからこそ生まれます。

劣等感をなくすにはどうしたらいいか

人間関係において、劣等感を持ってしまう人も多いと思います。

この本で、自分自身を苦しめる劣等感は、

「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」であるとしています。

簡単に説明すると、

自分自身の主観的な考えは、変えることができる。劣等感は自分の考え次第でなくすことができる。

ということです。

本の一文を引用します。

お前の顔を気にしているのは、お前だけ。

嫌われる勇気

人間関係の悩みをなくすためには

本書の中で、人間関係の悩みを解消するための方法が紹介されています。

見ていきましょう!

本書の中で、「課題」という言葉が使われています。

これは、「抱えている問題や目標」のことです。

そして、人間関係の悩みから解放されるためには、

自分と他者の課題を分けて考える

ことが重要と説明しています。

これは、どういうことでしょうか。

人は人、自分は自分、ということ

簡単に行ってしまうと、「人は人、自分は自分」ということです。

まず、課題について、は下記の説明がされています。

これは誰の課題なのかという視点から、自分の課題と他者の課題を分離していくと必要がある

嫌われる勇気

つまり、他者の課題に介入せず、自分の課題に介入させない。

ということです。

ここ、とても重要なので、説明します。

例えば、子供が宿題をしない、という悩みを持った親がいるとします。

アドラー心理学では、こう考えます。

子供が宿題をするかどうか」は、子供の課題であって、親の課題ではない。

ずいぶん、ドライに聞こえますが、理由があります。

なぜなら、宿題をしないことによってもたらされる結末は、最終的に子供が引き受けるからです。

他の例を考えてみましょう。

例えば、仕事を真面目にやらない同僚がいたとします。

これについては、仕事を真面目にやらないのは、その同僚の課題であって、あなたの課題ではありません。

なぜなら、仕事を真面目にやらないことによってもたらされる結末は、最終的に同僚が引き受けるからです。

ここで言いたいのは、

他者の課題を自分の課題として捉えるのではなく、他者の課題として分けて考え、介入しないことが必要ということです。

簡単に言ってしまうと、「人は人、自分は自分」です。

人の問題を、自分の問題として考えない。

自分の問題に人を介入させない。

もし自分にできることがあるとすれば、その人を助けること、はできるかもしれません。

ただ、その人を変えることは誰にもできません。

その人が、自分で変えることしかできないということです。

承認欲求を捨てる

アドラー心理学では、承認欲求を否定しています。

なぜでしょうか。

それは、承認欲求を求めることで、他者の期待に応える生き方をしてしまうからです。

認めて欲しいから、人の求めることを優先する。

これは、他者の人生を生きているのと同じことです。

つまり、自分と他者にずっと嘘をつく生き方です。

注目してもらうために、人に迷惑をかけたりしてしまうのも承認欲求です。

つまり、承認欲求を求めることで、人は不自由な人生を送ることになってしまいます。

自由とは、他者から嫌われることである

本書の中に、下記の一文があります。

自由とは、他者から嫌われることである

嫌われる勇気

これは、嫌われる勇気、というタイトルになった一文です。

人の評価を気にせず、嫌われることを恐れない。

自分の行き方を貫ぬき、自由である必要がある。

これが、「自由とは、他者から嫌われることである」ということです。

対人関係を変えるには、相手を変えようとするのではなく、自分が変わる必要があります。

この考え方は、難しいかもしれませんが、とても重要です。

この本は、手元においてほしい一冊

実はこの本、2013年に発行されていて、その当時、カボチャも読みました。

今回、改めて読んでみたのですが、今のカボチャの考え方の色んな部分で、この本が影響していたんだなと思うところが多くありました。

知らず知らずのうちに、この本から学び、そしてその後の人生に良い影響を及ぼしてくれたんだなと、少し感慨深い気持ちです。

今の自分に少しでも自身が持てなかったり、人間関係で悩んでいたり、人生がうまくいっていない。

なんて思っている人がいれば、騙されたと思って読んでみてください。

目の前がパッと開けて、肩の力がすっと抜ける。

そんな本です。

また、悩みがあるとき、スランプに陥った時、手元において読み返したい本でもあります。

ぜひ、皆さんも読んでみてくださいね!