地震と台風に備えるための知識を、ミニマリストが教えます。

こんにちは。会社員ミニマリストのカボチャです。

この記事は、「令和元年台風第19号」の発生時に、「あわや被災」かという経験をしたことから、シェアしようと考えていました。ミニマリストであることが、災害に強い部分もあったので、ミニマリズムの視点で考える防災について紹介します。

カボチャは防災の専門家ではないので、この記事を読んで全てを鵜呑みにするのではなく、皆さん自身で防災について考えてほしいな、という思いから書いています。

間違いや、不適切な点があれば、ご指摘いただけると嬉しいです。

日本は自然災害大国です

皆さんご存知の通り、日本は自然災害大国です。

一般財団法人国土技術研究センターによると、日本の国土は全世界の0.28%しかないにも関わらず、全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こり、全世界で災害で死亡する人の0.3%が日本、だそうです。

日本の国土の面積は全世界のたった0.28%しかありません。しかし、全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こり、全世界の活火山の7.0%が日本にあります。また、全世界で災害で死亡する人の0.3%が日本、全世界の災害で受けた被害金額の11.9%が日本の被害金額となっています。このように、日本は世界でも災害の割合が高い国です。

一般財団法人国土技術研究センター

また、地震については、下記の気象庁のサイトでの説明のように、日本は三つのプレートが重なる地域であること、また、断層も多いため、地震のリスクがかなり高い国でもあります。

日本周辺では、海のプレートである太平洋プレート、フィリピン海プレートが、陸のプレート (北米プレートやユーラシアプレート)の方へ1年あたり数cm の速度で動いており、陸のプレー トの下に沈み込んでいます。このため、日本周辺では、複数のプレートによって複雑な力がかかっ ており、世界でも有数の地震多発地帯となっています。

気象庁/地震発生のしくみ

台風についても、温暖化の影響による海水面の温度の上昇により、スーパー台風とよばれる甚大な被害をもたらす台風の発生確率が、年々上がっています。

記憶に新しいのは、2019年10月12日に日本に上陸し、死者99名、全国で8万棟以上の住家に被害を出した「令和元年台風第19号」ですね。

このように、日本は自然災害大国と言えます。そして、日本に住んでいる私たちは、常に自然災害に備える準備をしておく必要があります。

災害が発生する前にできること

ミニマリスト的な視点から、災害が発生する前にできることを考えてみました。

事前に損害が想定でき、準備ができる自然災害には、台風や浸水があります。

このような、事前に予測ができ、かつ避難する時間が十分にある災害については、下記で紹介する事前の準備をしておくと良いと思います。

何を持ち出すか、何を捨てるかを決めておく

災害発生時に、何を持ち出し、何を捨てていくかを判断するのは、迅速な避難をするために重要です。

ミニマリズムを実践して、自分にとって何が必要かを考えることで、緊急時に何をもっていくべきかは自ずと分かるようになります。

事前に災害の発生が分かっているケースで、持ち出しが必要なものが、具体的にどんなものがあるかピックアップしてみました。

証書など原本が必要なもの

証書等の原本であることが大事なもの、例えば、証書類、免許、パスポートなどの証明類、です。

これらは、いつでも持ち出せるように、場所や保管方法などをしっかり考えておきましょう。

カード、現金類

クレジットカード、キャッシュカード、現金、等です。これらは、常に携帯されている方も多いと思いますが、避難時に必要になる場合もあると思います。緊急時にすぐ持ち出せるように、保管場所は確認しておきましょう。

どうしても捨てられない思い出のもの

形見や写真、等のどうしても捨てられない思い出のものもあると思います。これらについては、普段から、ハンドキャリーできる範囲に絞っておきましょう。

ただし、命が優先です。地震や津波で避難する時間が生死を左右するような緊急時は、何も考えずに諦めてください。

写真などは、普段からデジタル化をして、クラウドに上げておけば、紛失する心配がありません。無くしたくない写真がある場合は、デジタル化をしておきましょう。

データは、クラウドかポータブルハードディスクへ

仕事やプライベートのデータは、デジタルデータにして、クラウドに常に保存しておくか、ポータブルハードディスクへ保存しておきましょう。

緊急時に、データを写したりする時間はありませんので、準備をしておきましょう。ただし、すでに災害が起こってしまっている場合は、適切な行動をとることを最優先に考えましょう。

災害の少ない地域に住む

災害が発生するリスクを最大限に小さくするのは、災害の少ない地域に住むことです。

下記で紹介しているようなサイトや、自治体の情報を調べ、地震や台風の被害がより少ない地域に住むことで、最大限のリスク回避ができます。

ハザードマップ、断層、地質等を確認する

自治体が公表しているハザードマップを確認することで、下記のような情報を確認することができます。

  • 地震発生時の津波の被害
  • 台風等で発生する浸水被害
  • 避難場所

地域の自治体にある冊子や、各自治体のホームページを確認して、情報を得ておきましょう。特に、自分の住んでいる場所の災害時の被害想定や、避難場所を確認しておくようにしましょう。

防災を知るためのおすすめサイト

みなさんが暮らしている街についてや、これから住もうと考えている地域について、防災や被災した場合にどの程度の損害が想定されるかを知ることはとても大切です。

下記のサイトから、防災について様々な情報を入手できるので、調べてみてください。

地震調査研究推進本部

地震調査研究推進本部、は地震防災対策特別措置法に基づき設置された文部科学省の特別の機関です。行政が設置しているサイトは、調査やデータの規模から信頼性が高いと言えます。

このサイトでは、断層地震の発生に関係する主要活断層を確認したり、主な海溝型地震の想定ランクや、発生確率を確認することができます。

例えば、トップページにある、都道府県ごとの地震活動、から、みなさんが暮らしている地域にある活断層や、主要活断層帯や海溝で起こる地震の、今後30年の発生確率を確認できます。

例を挙げてみましょう。関東を選んで、東京都を選択すると、東京都周辺にある活断層や、主要活断層帯と海溝で起こる地震とその発生確率を確認することができます。

東京都周辺で、マグニチュードが高く、発生確率が高い地震は、やはり南海トラフ地震です。そのほかにも、過去にその地域で被害を起こした地震なども見ることができます。

南海トラフ地震については、行政および各自治体が被害想定をまとめていますので、確認してみるといいと思います。

セカンドハウスを準備しておく

いま住んでいる家から離れた地域にある「セカンドハウス」を用意しておくのも、災害があった際に、または発生する前の避難先として有効かと思います。

例えば、下記です。

  • 別荘
  • 実家
  • 親戚の家
  • 友人の家

自分が所有する物件があればベストですが、ない場合は、家族や親戚、友人などと、「どちらかが被災した場合は一時的に避難させてもらう」という協定を結んでおくといいかもしれません。

どこでも仕事ができるスキルを身につけておく

害が大規模で、避難生活が長引いてしまうような場合、地域や固定の会社に縛られずにできる仕事やスキルを身につけておくと、避難先や他の地域での生活を早めに再開することができます。

なかなか難しいかもしれませんが、一度でもいいので、被災後の生活はどのように営んでいくかシミュレーションしてみてもいいかもしれません。

災害発生時にやるべきこと

地震や津波などの、突然発生する災害については、やるべきことは限られます。

地震や津波は、想定される被害が少ない地域に住むことでリスクを抑えることができますが、発生時の適切な行動と避難、そして事前の情報取集がとても重要です。

防災グッズを準備しておく

防災グッズは用意しておきましょう。

ミニマリストで最小限の物を持つことは構いませんが、防災グッズを捨てるような愚行はしないでください。命あってのミニマリストです。万が一の時に必要な物を捨ててまで、ミニマリストになる必要はありません。

情報を収集し、適切な行動をとる

ハザードマップなどで、被災が予想される地域、被害想定、そして避難場所を事前に確認しておくことが重要です。各自治体のホームページや冊子などで確認をしておきましょう。

災害発生時に取るべき行動については、下記のようなサイトで確認することができますし、東京防災のように自治体発行の冊子を用意しておくのもよいと思います。

訓練していないと、いざという時は適切な行動はとれないものなので、被災した際に参照できる冊子等があれば心強いです。下記にリンクを貼っておきます。

ミニマリストは災害に強い

令和元年台風第19号を経験して、ミニマリストであることは、災害に強いなと実感しました。理由について触れていきます。

所有物が少ないので、迷わない、動きやすい

ミニマリストは所有物が少ないため、いざという時、動きやすいです。

例えば、避難時。

物が少ないので、緊急時に必要な物を集め、持ち出すのに時間がかかりません。これは、速やかな避難ができる、そして避難を躊躇する要因が少ない、ということでもあります。

例えば、ミニマリストは旅行のための荷造りにかかる時間はかなり少ないです。

何を持ち出し、何を捨てるか、を理解している

また、ミニマリストは、自分の生活に必要なものしか所有していません。不要なものは断捨離しています。これは、緊急時に、必要なもの、捨ててもいいものを理解していることでもあります。

例えば、未曾有の台風が発生し、事前に避難が必要な場合、何を持ち出し、何を捨てるべきかをすぐに判断ができます。

ミニマリストが災害時に強いと言えるのは、この判断の迅速さと、被災後の生活の再開が比較的早くできる点、かなと思います。

まとめ

ミニマリズムの視点から、防災について考えてみました。

自分にとって何が必要か、人生や日々の生活のことだけでなく、災害のような想定されるリスクについても考えておく必要があると実感しました。

情報や知識についても取捨選択をし、緊急時に適切な行動が取れてこそ、真のミニマリストだと思います。