いまあるデータから、日本のコロナウイルスの収束時期を予想してみました

こんにちは。会社員ミニマリストのカボチャです。

本日4/4、下記のニュースが報道されました。

新型コロナウイルスによる死者が世界で最も多いイタリアでは、ここ数日、感染者が増えるスピードが鈍っています。政府の専門機関は、「危機的な状況は脱した」と述べ、3週間以上続く外出制限の効果が出ているという見方を示しました。

感染予防にあたる国立衛生研究所のブルザフェッロ所長は、記者会見し、「危機的な状況は脱した。感染者は減っていく」と述べ、先月10日から3週間以上続く外出制限の効果が出ているという見方を示しました。

イタリアの感染者 増えるスピード鈍る「危機的状況は脱した」/ NHK

欧州の中でもクリティカルな状況だったイタリアが、ピークを脱したのは良いニュースです。ですが、今の日本の状況を考えると、かなり危機的な状況に陥る分岐点にあると考えます。

そこで、今回は、現時点(2020/4/4)での各データから、日本の新型コロナウイルス感染症の収束予想時期を考えてみました。

これは、不安を煽るのが目的ではなく、危機的な状況を理解いただき、政府の要請している不要不急の外出や、「3つの密」を避けること、を啓蒙するために書いています。

だだし、カボチャはもちろん専門家ではないので、情報の取捨選択は自己責任でお願いします

イタリアの外出禁止令は有効だったのか

まずは、ピークを脱したとされるイタリアの、これまでの状況を振り返ってみましょう。

イタリアでは早い段階から、コロナウイルスの感染拡大および死者数の増加が起こっており、3/10に事実上の外出禁止令を全土に発令しました。そこから約一ヶ月が経過し、ようやくピークを脱したという状況です。

では、本当に外出禁止令が効果があったのでしょうか。これについては、Googleが有益なデータを公開しているので紹介します。

See how your community is moving around differently due to COVID-19

これは、Googleの「Google map」などのデータから、各国の各地域の人の移動の変化をレポートしたものです。こういうのをパッと出せるのは、Googleさんはさすがですね

では、このデータから、イタリア国内での人の移動がどう変化したかをみてみます。ちなみに範囲は、2/16 – 3/29、です。

COVID-19 Community Mobility Report / Italy

Retail & recreation : -94%
Grocery & pharmacy : -85%
Parks : -90%
Transit stations : -87%
Workplaces : -63%
Residential : -24%

下記は、各データの日本語訳なので、他の国や地域のデータをみたい場合は参考になさってください。(間違えてたら、指摘お願いします!)

  • Retail & recreation : レストラン、カフェ、シッピングセンター、テーマパーク、美術館、図書感、映画館など
  • Grocery & pharmacy : スーパー、食品店、ドラッグストア、薬局など
  • Parks : 公園、ビーチ、ドッグラン、庭園など
  • Transit stations : バス、電車、地下鉄、駅、などの公共交通期間
  • Workplaces : 会社、職場など
  • Residential :住居、家など

データをみていただければと思いますが、イタリア全体で、外出による移動がかなり制限され、80-90%近くも減少しています。このデータから、外出禁止令は効果があったものと推測できます。また、人々の意識も大きく変わったのかもしれません。

日本はいま、どんな状況か

さて、次は、日本の状況をみてみましょう。

4/3に日経新聞からこんな記事が出ました。

「欧米に近い外出制限を」 北大教授、感染者試算で提言

新型コロナウイルスの感染者が都市部を中心に急増するなか、「早急に欧米に近い外出制限をしなければ、爆発的な感染者の急増(オーバーシュート)を防げない」との試算を北海道大学の西浦博教授がまとめた。東京都では感染経路不明の患者が急増しており、現状のままでは1日数千人の感染者が出るとした。人の接触を8割減にできれば減少に転じるとしている。

西浦教授によると、JRや都営地下鉄などの利用者は、イベント自粛要請などの影響で3月上旬は2割程度減少していた。だが試算では、2割減程度では流行を数日遅らせることができても、爆発的な患者増は抑えられないという。

一方、8割程度減らすことができれば、潜伏期間などを踏まえ、10日~2週間後に1日数千人をピークに急激に減少させることができるとしている。西浦教授は「現在の東京都は爆発的で指数関数的な増殖期に入った可能性がある」とみており、「早急に自粛より強い外出制限をする必要がある」と求めている。

米ニューヨーク市では東京都より2週間早く感染が拡大し、1日100人を超えた2日後に1千人、5日後に2千人、さらに10日後に4千人を突破し、爆発的に感染者が増えている。

「欧米に近い外出制限を」 北大教授、感染者試算で提言 / 日本経済新聞

この提言をされている、北海道大学の西浦博教授は、政府の専門家会議のメンバーで、感染者数の予測を数理モデルで解析する専門家です。

西浦教授の提言によると、「8割程度減らすことができれば、潜伏期間などを踏まえ、10日~2週間後に1日数千人をピークに急激に減少させることができるとしている」とのことです。

これは、外出禁止令によって、人の移動の80-90%を抑えこみ、一ヶ月でピークから脱したイタリアの例と重なります。

日本のコロナウイルス収束時期を予想する

これらのデータや事実を基に、日本のコロナウイルスの収束時期を予測してみました。

まず、イタリアは事実上の外出禁止令をだし、人の移動の80-90%を抑えこみ、一ヶ月でピークから脱却しつつあります。当然、ピークを過ぎただけなので、外出禁止令を維持しつつ、少なくともあと1ヶ月は収束までかかると想定します。

この試算からすると、もし日本が緊急事態宣言を出し、人の移動接触制限を80%以上抑えることができれば、ピークまで1ヶ月、収束まで1ヶ月の約2ヶ月くらいで収束に持ち込むことができるかもしれません。今からだと6月中旬くらいのイメージかと推測します。

ただ、いま実施しているような、お願いレベルの自粛要請が続くのであれば、人の移動はマイナス20-40%程度となり、収束までの時間はもっとかかると予想されます。収束まで時間がかかるということは、ただ時間がかかるのではなく、下記のリスクを伴います。

・コロナウイルスによる死者数の増加。(罹患者の5%?)
・収束が伸びれば伸びるほど、経済へのダメージが大きくなる
・収束に時間がかかった分、社会、経済の回復に時間がかかる

致死率5%くらいと言われているので、罹患者が増えれば増えるほど、死者数は増えます。それに加えて、医療のキャパシティを超えてしまえば、助かる人も助けられなくなり、さらに多くの死者がでることが予想されます。

また、収束が伸びれば伸びるほど、経済へのダメージが大きく、結果、失業者や生活の維持が難しくなる人が増え、間接的な死者数も多くなっていきます。多くの識者が、いまここで食い止めないといけないと言っているのはこのためです。

カボチャ個人としては、いち早く政府が緊急事態宣言を発令し、人の移動と接触制限をし、感染者の増加を出来るだけ抑える。それと同時に、緊急事態宣言による経済的損失の補償を行い、国民の生活をギリギリ維持していくこと、が必要と考えています。

いま私たちにできること

ただ、緊急事態宣言をだし、移動制限をかけるのは、日本政府と自治体しかできません。また、緊急事態宣言も出したとしても、外出の自粛、施設の使用停止などの「要請」しかできなく、国民の意識の変化に頼らざるを得ないのが実情です。補償が足りないのであれば、生活のために自粛をしない人も多いかもしれません。

ただ、いま私たちにできることは、シンプルです。下記の記事でも紹介しましたが、下記をひたすら遵守していくだけです。

  • 外出、そして、人との接触をできるだけ避ける
  • 特に、「3つの密」を避ける
  • やむを得ず外出する場合にはマスクを着用する
  • 感染の疑いがある場合には、「帰国者・接触者相談センター」に相談

マスクの着用も、自分がかからないため、というより、自分がかかっていた場合に人に移さないため。という観点からの着用を推奨します。

とにかく、下記を実施し、自体が収束するのを我慢強く待ちましょう!

  • 家にいる
  • 外に出ない
  • 人と接触しない

止むを得ず人と接触するときは、下記に気をつける。

  • 「3つの密」を避ける
  • 距離を保つ(2m以上)
  • マスクを着ける
  • 対面での会話は避ける

日本の各地域に温度差がある?

ここからは余談です。先ほど紹介した、Google先生の人の移動の変化のレポートですが、日本の各地域のデータを見てみると、結構温度差があるなと感じました。下記、日本のデータです。

COVID-19 Community Mobility Report / JAPAN

患者数の増加が多い地域は、人の移動の大きな減少が見られますが、他の地域はやはり対岸の火事と思っているのか、あまり減少が見られません。

興味深いデータなので、皆さんも見てください。各データの日本語も置いておきます。

See how your community is moving around differently due to COVID-19

  • Retail & recreation : レストラン、カフェ、シッピングセンター、テーマパーク、美術館、図書感、映画館など
  • Grocery & pharmacy : スーパー、食品店、ドラッグストア、薬局など
  • Parks : 公園、ビーチ、ドッグラン、庭園など
  • Transit stations : バス、電車、地下鉄、駅、などの公共交通期間
  • Workplaces : 会社、職場など
  • Residential :住居、家など

在宅や自粛で運動不足の人におすすめ

また、在宅や自粛で、運動不足になっている方も多いと思います。スポーツジムも「3つの密」が重なる対象とされていて、行けない方も多いと思います。

この状況の中、ずっと家にいて、体を動かしていないと、筋力が衰えるばかりか、精神的にもよくありません。

少し長めの散歩に出る、または、家で筋トレをするなどして、体力と筋力の維持をすることも重要です。

下記で、家での筋トレのおすすめ本と、ヨガマットとトレーニングチューブを紹介しています。マシンの必要のない、負荷の軽いものからがっつりな自重トレーニングが紹介されていますので、家にない方は試してみてください。

まとめ

イタリアの事例から、日本もいち早く人の移動、接触を制限する政策の実施が必要。こればできれば、6月中旬くらいに収束できると予想するが、できない場合はさらに収束時期が伸びる可能性がある。

私たちにできるのは、外出そして人との接触を避ける。止むを得ず人と接触するときは、「3つの密」を避け、人との距離をとり、マスクをつけ、なるべくチョ時間同じ空間にいないこと。

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