こんにちは。会社員ミニマリストのカボチャです。
今回は、『minimalism〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』の書評です。
この本は、カボチャがミニマリズムを始めるきっかけになった、思い入れのある本です。
皆さんに一回は読んでほしい!
本気でそう思っている本です。
ミニマリズムやミニマリストを知りたい人。
ミニマリズムを実践してみたい人。
そんな皆さんに、おすすめの入門本です。
この本を読んで得られること
この本を読んで得られることは、下記です。
- ミニマリズムの考え方や、実践の方法を学べる
- 人生の大切なことに、フォーカスできるようになる
- 成長と行動を起こすためのきっかけを作ってくれる
ミニマリズムを知りたい人はもちろんですが、
人生に意義を感じられない人。
生活にいっぱいいっぱいの人。
は、ぜひ読んでみてください。
現状を変えるためのきっかけを作ってくれる。
そんな本です。
たった1700円で、人生がパッと明るくなるので、読まないともったいないです!
あらすじ
著者は、ジョシュア・フィールズ・ミルバーン、と、ライアン・ニコデマス。
アメリカで、ザ・ミニマリスツ、として活動する二人組で、『The Minimalists』というウェブサイトでエッセイを書いたり、ミニマリズムの映画を作ったり、ミニマリズムに関する発信をしています。
ジョシュアとライアンは、20代後半まで、アメリカのオハイオ州で若手起業家として働き、年収で数千万を稼ぐ”成功者”でした。ベッドルームがいくつもある高級マンションに住み、高級車を乗り回し、消費をする生活をしていました。
ただ、そんな”成功者”としての生活は、実際はストレスと不安と空虚さで満たされていました。
そして、それらを払拭するために消費を繰り返し、幸せをお金で買おうと負債を重ねるような無意味な生活でした。
そんな中、彼らはミニマリズムという思想と生活のあり方を知ります。
ミニマリズムを実践し、本当に大切なことにフォーカスすることで、彼ら自身の人生を取り戻すことができました。
ミニマリズムを知ることができる
この本は、ミニマリズムの基本的な考えかたを教えてくれます。
例えば、このブログでも紹介している下記のようなことです。
- 必要なものだけを所有すること
- 大切なことにフォーカスすること
- それにより、豊かな生活を送ること
成功者として何不自由なく生活していた彼らが、その生活に幸せを見出せず、ミニマリズムに出会うことで人生を取り戻す。
その実体験は、ミニマリズムを実践するのに十分な説得力があります。
また、読者にも同じように有意義な人生を送れるように、彼らの経験やアドバイスをシェアしてくれています。
ミニマリズムを知らない人でも、ミニマリズムを実践し、自分の生活や人生を変える手助けをしてくれます。
ミニマリズムってなに?
まずミニマリズムって何でしょうか。
この本のイントロダクションの一文が的確に説明をしてくれているので抜粋します。
ミニマリズムとは、幸せと満足感と自由を見つけ出す目的で、人生において本当に大切なものだけにフォーカスするために、不必要な過剰物を取り除くためのツールである。
minimalism〜30歳からはじめるミニマル・ライフ
ミニマリズムや、ミニマリストになることは、物を減らすことが目的ではありません。
自分の人生において、大切なことにフォーカスし、人生をより豊かにするためです。
また、イントロダクションに、下記の一文があります。
重要なのは、解放と自由を手に入れるためのツールとして、ミニマリズムが有用だということ。恐怖からの解放、不安からの解放、苦悩からの解放、罪悪感からの解放、憂うつからの解放、奴隷状態からの解放。解放された自由になること。
minimalism〜30歳からはじめるミニマル・ライフ
物を捨てて、所有物を減らすということは、物の数が減るだけではありません。
物や不安や未練、そういったことから解放され、自由になることでもあります。
この本は、こういったミニマリズムの大事なポイントを教えてくれます。
また、ミニマリズムをどう実践していけばいいか、についても紹介されています。
ミニマリズムの実践方法
自分にとって必要のないものを手放す
自分にとって必要のないものを手放すことは、ミニマリズムの第一歩です。
これについては、このブログでも断捨離として紹介していますので、最後に紹介するおすすめ記事を読んでみてください。
この本では、ジョシュアが母親を亡くした時の遺品整理の話や、パッキング・パーティーのストーリーで、自分にとって不要なものを手放すことの意味と重要性を説明しています。
本当に自分の人生にとって必要なものは、みんなが思っている以上に多くありません。
また、不要なものを持ち続けていることで、逆に不幸になってしまっていることに気づいていない人が多くいます。
たくさんの所有物や情報は、人生の貴重な時間を奪い、大切なことにフォーカスする機会を、人から奪っています。
ここから解放されつために、まずは自分にとって必要のないものを手放すことが重要になります。
本当に大切なことにフォーカスする
ミニマリズムの本質は、ものを捨て、最小限の所有物で暮らすことではありません。
ミニマリズムの本質は、自分の人生に必要なものだけを持ち、大切なことに自分のエネルギーと時間を使うことにあります。
人生にパッションをもつ
大切なことにフォーカス出来るようになったら、次は人生にパッションをもつことが重要、とこの本で説明されています。
これは、自分が本当にやりたいことを見つけて、エネルギーを注ぎ、人生を豊かにする。
そして、最終的には、他者へ貢献していくということです。
そのためには、健康を維持し、今をしっかりと生き、自分の人生にフォーカスする。
この本から、これらを実践するためのヒントをたくさん得ることができます。
この本は、こんな人にオススメ
ミニマリズムを知りたい、始めてみたいと思っている人。
また、生活にいっぱいいっぱいで、人生に虚しさを感じている人。
そんな人は、ぜひこの本を読んでみてください。
読み終わった頃には、何か行動を起こしたくなるようなパッションが湧いてくるはずです。
ミニマリズムや断捨離の具体的な実践方法を、下記の記事で紹介しています。
この本とあわせて、ぜひ読んでみてください。